脇坂秀樹展
亡くなった父親と大学時代からの友人脇坂秀樹さんの展覧会が大分市美術館でやっている
小さい時から脇坂さんの絵画や版画はよく見ていた
年賀状の版画はやはり秀逸で、
毎年実家の玄関に額に入れて飾っている
個展にはいつも一緒に連れて行かれてた
小さい時に父親に
この人の絵は月夜の光りの中で見たようで
暗くてよくわからんと言ったらしい
暗さの中にも人の営みや空気が伝わって来ないか?
自分にはよく理解できなかった
学生時代に書いたものなのか
風景画と玉葱の絵は実家に掛けられたままだ
額縁に同じような細工をしたものがあった
15年ほど前
社会人になり父親と二人で個展に伺った時に父親が一枚選んでプレゼントしてくれた
うちのカウンターの上に置いている
花の絵『カップの花』
個展が終わり
脇坂さんのご自宅に絵を取りに伺った。
脇坂さんから色紙版画を一枚プレゼントしていただいたなぁ
どこにしまっただろうか?
今日は脇坂さんのトークショーがあると
母親と一緒に伺ったが
体調を崩され入院されたとの事で母親は大変残念そうだった
父親が生きていたら喜んで一緒に行ったんだろうなと
父の日を前に父を偲びました